HAZOP Q&A

HAZOPを実際に実施する機会が少ないため、その後の実践教育が行なわれない（受けたきりになってしまう）。

当l協会のアンケート調査では、HAZOP講習会参加後、社内のHAZOPに参加された人は、回答者の約1/3にとどまっており、実際の現場においては実施機会が少ないことが伺われます。HAZOPはグループスタディが基本ですが、分析結果の範囲や深さはともかく一人でも実行可能です。実際のHAZOP業務においても、時間短縮のため、HAZOPリーダーが事前に分析したHAZOP結果（HAZOPワークシート）をもとにグループスタディを行う場合があります。HAZOPの実施能力を維持・向上するため、計画･設計、運転、保守等、ご自分で担当されているプラント設備の一部について一人HAZOPを継続的に実施されることをお勧めします。